消費者金融からの借入における名義貸し、名義盗用のトラブル

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消費者金融からの借入における名義貸し、名義盗用のトラブルとは?

現在でも稀に知人から頼まれ、自分の名前でもって消費者金融から借金をさせたことでトラブルになることがあります。

 

このように、自分の名前を他人に貸すことを「名義貸し」と言います。名義貸しを依頼するような人は自分の信用では借りられないほど借金の嵩んでいることが多く、返済ができなくなるのは当然とも言えます。

 

消費者金融から借入をする場合は本人確認書類として運転免許証の提示が必要になりますが、運転免許証が無いと言えば社会保険証でも良いため、写真で本人を確認することができません。また、50万円以下の借入の場合は他に必要な書類が無いため、名義貸しが可能になります。

 

仮に、名義を貸した人をAさんとすると、返済が滞った場合は当然Aさんに督促が行きます。Aさんの名義で消費者金融との契約が結ばれている以上、消費者金融からの借入における債務者はあくまでもAさんです。

 

そこで、裁判所に訴えてAさんには契約をする意思がなかったと認定されたとしても、Aさんが自分名義での契約を認識した上で、自分名義のカードの使用を許可している以上、消費者金融から「あたかも契約の当事者であるかのような外観を作出した(表見法理)責任」を追及されれば、法律的な責任を逃れることはできません。

 

本来、消費者金融から交付されたカードを第三者に貸与すること自体が消費者金融との貸借契約における規定違反になりますし、もし、本人が借入金を返済する意思が無いにも関わらず、借入をした(または許可した)ということであれば、詐欺罪が成立する可能性もあります。

 

なお、返済が滞ると債務者であるAさんの返済事故として個人信用情報機関に登録されるため、Aさんは他の金融業者からも借入ができなくなります。名義貸しは絶対にしないことが賢明です。

免許証・保険証を盗用されて借入された場合、支払い義務はありません

逆に、紛失した社会保険証などを利用されて、第三者に勝手に自分の名前で消費者金融から借金をされ、督促が来た時点で判明することがあります。

 

この場合は当然、返済義務はありませんが、すぐに消費者金融に対して内容証明郵便を使うなどして、他人が名前を悪用したものであることを伝える必要があります。

 

仮に、督促が止まらなければ、借金のないことを認めてもらうための債務不在確認訴訟を起こします。自分に非が無ければ認めてもらえます。

 

ただし、健康保険証を紛失したことを知りながら放置していると、健康保険証の無断使用に対して暗黙の了解をしているとして、借金に対する返済責任の生じることがあります。重要な証書を紛失した場合は速やかに紛失届の提出や、再交付の手続きをすることが肝心です。

 

借金を申込されないか心配な人は、信用情報センターへ保険証紛失した旨の届を出すことができます。そうすれば、その保険証を使って申込された場合、信用情報に保険証紛失中のコメントが出ますので、詐欺での申込と業者が分かるようになります。(参考サイト:三井住友銀行カードローン審査のサイト